中国小紀行(九)「バス乗り場へ」 [旅行 - 中国]
3年ぶり、一週間弱の滞在も、そろそろ日本へ向けて移動開始です。まずは阜新から空港のある大連への移動。
前日久しぶりに降った雨も、
夜が明けると、細かな塵も払われて、綺麗な青空へと変わる。
帰りは、我々夫婦とわが子&妻のお母さん、この4名でのバス旅。
大連の北部に、大連経済技術開発区(通称:開発区)と呼ばれるエリアがある。海外の企業誘致地域が広がっているのだが、そこに住む親戚との食事会が予定されている。結婚式以来、初めての帰国なので、我が子の顔見世も兼ねてですね。
鶏に別れを告げ、
虫にも別れを告げ、
ガソリンスタンドは、まぁよいとして。
呼んでもらったタクシーに荷物を詰め込み、バスターミナル向け出発。車窓の光景を目にすると、もっといろんなところへ行って、写真とかも撮っておけばよかったなぁ、急にそんな気分に襲われ、パシャパシャ撮影を始める。
ということで、たいした事件も起きませんが、「世界の車窓から」や「世界の街道をゆく」(いずれも TV 番組)風に、今回は沿道の景色をご覧ください。
阜新市街地から少し離れたこの辺りは、あまり車道と歩道が区別して作られてはいず、なんとなくの雰囲気で右側通行。英語で言うとムーディーなライト通行とでもなるのでしょうか。いえ、英語にする必要はないし、確実に間違っているとは思うのですが。
「あれ?あのバイクナンバープレートついてる」
珍しい。前方を行くバイクを見ると、ナンバープレートがついてる。
「ナンバーじゃないぞ、これ…こ、小鳥さん?名前?まさかの自己紹介?」
どうも小鳥次郎です?
奥さん曰く、普段はこのバイクで鳥の販売とかしてるんじゃないか、とのこと。
(※ちなみによく見るとペダルもついてますね。ペダルつきのバイクで、エンジンや電動機付きの乗り物で、北京や大連、阜新でもよく目にしました)
街近くに広がっていた畑は、ちょっとした建築ラッシュ。
広い道の両側に、完成予想図が描かれており、洋風マンションや、なかには国籍不明な、どこのものかよくわからないデザインのものも予定されていて、今後が楽しみです。そういえば、日本も結構建物のデザインが混在してますよね。瓦拭きの和風もあれば、洋風や現代和風と混在してて。ここでも数年の後には、そんな光景が見られるのかもしれません。
ロータリーを回ると、市街地に入ります。
大連市内とは違い、ここ阜新ではまだ三輪風なこれや、前リヤカー後ろ自転車とかの乗り物も目にします。
さぁ、この橋を渡れば、バスターミナルまでもう少し。と、私の視線が異変を捉えた。
橋の半分、道路の中央線から向こうが工事で封鎖されているのですが、直前まで「危ないよ~」などの案内がない!
対向車線を来る車は、工事現場の直前になって、みなこちらの車線へと入ってくる。もちろんバスもこちらの車線を走ってくる、リアルハリウッド・アクション映画。ちなみに夜間工事でも、警告の三角コーン少し立てただけで、道路工事とか結構やっていて、もちろんスタントは一切使わない、10億総ジャッキー。
なんて、驚いている間に、バスターミナルに到着。
空港と同じように、X 線による荷物検査機へ荷物を通し、出発までの待合室へと。もわわ~ん。
「暑い、ねぇ」
天井も高く、小型の体育館くらいもある待合室は、夏休みの部活状態。少し熱がこもっています。
「アイスでも食べましょうか」
車中で食べるパンや飲み物も買って、ちょっと散策でも。
と歩き出したら、トイレ近くで、和風ヤンキーな風体をして若者が床に座り込み、何故かラジコンを走らせている。何だろう、このもやもやした気持ちは (^^;
さて出発時刻が近づいているような気がするのですが、予定ゲート上にある電光掲示板の情報が変わりません。
しばし待ってみても、変わらない。もう少し待ってみても…そろそろのはずなんですが。
窓口の人に確認してみたところ、
「もう皆さん、乗り始めてるよ」 わぉ。
どうやら、発車時刻が近いバスが同じゲートを使っているらしく、掲示板の表示はもう一方のバスのものだけど、我々の乗るバスも乗車開始だったらしい。
ということで、わっせわっせと荷物を運ぶ。
我々の乗るバスで、運転手さんが荷物を乗せてくれ…(うぉ!)
なんと大連から阜新へ来たときの運転手さん、皆様覚えておいででしょうか。あの飛ばす&クラクション鳴らしっぱなしの運転手さんじゃないっすか。
ああ、どうか帰りはゆっくりと、お願い~と、妻と願をかけるなか、定刻通り、バスは阜新の街を離れたのでした。出発は定刻通りでしたが、到着は…さて、次回は高速バスで大連を目指して!です。
前日久しぶりに降った雨も、
夜が明けると、細かな塵も払われて、綺麗な青空へと変わる。
帰りは、我々夫婦とわが子&妻のお母さん、この4名でのバス旅。
大連の北部に、大連経済技術開発区(通称:開発区)と呼ばれるエリアがある。海外の企業誘致地域が広がっているのだが、そこに住む親戚との食事会が予定されている。結婚式以来、初めての帰国なので、我が子の顔見世も兼ねてですね。
鶏に別れを告げ、
虫にも別れを告げ、
ガソリンスタンドは、まぁよいとして。
呼んでもらったタクシーに荷物を詰め込み、バスターミナル向け出発。車窓の光景を目にすると、もっといろんなところへ行って、写真とかも撮っておけばよかったなぁ、急にそんな気分に襲われ、パシャパシャ撮影を始める。
ということで、たいした事件も起きませんが、「世界の車窓から」や「世界の街道をゆく」(いずれも TV 番組)風に、今回は沿道の景色をご覧ください。
阜新市街地から少し離れたこの辺りは、あまり車道と歩道が区別して作られてはいず、なんとなくの雰囲気で右側通行。英語で言うとムーディーなライト通行とでもなるのでしょうか。いえ、英語にする必要はないし、確実に間違っているとは思うのですが。
「あれ?あのバイクナンバープレートついてる」
珍しい。前方を行くバイクを見ると、ナンバープレートがついてる。
「ナンバーじゃないぞ、これ…こ、小鳥さん?名前?まさかの自己紹介?」
どうも小鳥次郎です?
奥さん曰く、普段はこのバイクで鳥の販売とかしてるんじゃないか、とのこと。
(※ちなみによく見るとペダルもついてますね。ペダルつきのバイクで、エンジンや電動機付きの乗り物で、北京や大連、阜新でもよく目にしました)
街近くに広がっていた畑は、ちょっとした建築ラッシュ。
広い道の両側に、完成予想図が描かれており、洋風マンションや、なかには国籍不明な、どこのものかよくわからないデザインのものも予定されていて、今後が楽しみです。そういえば、日本も結構建物のデザインが混在してますよね。瓦拭きの和風もあれば、洋風や現代和風と混在してて。ここでも数年の後には、そんな光景が見られるのかもしれません。
ロータリーを回ると、市街地に入ります。
大連市内とは違い、ここ阜新ではまだ三輪風なこれや、前リヤカー後ろ自転車とかの乗り物も目にします。
さぁ、この橋を渡れば、バスターミナルまでもう少し。と、私の視線が異変を捉えた。
橋の半分、道路の中央線から向こうが工事で封鎖されているのですが、直前まで「危ないよ~」などの案内がない!
対向車線を来る車は、工事現場の直前になって、みなこちらの車線へと入ってくる。もちろんバスもこちらの車線を走ってくる、リアルハリウッド・アクション映画。ちなみに夜間工事でも、警告の三角コーン少し立てただけで、道路工事とか結構やっていて、もちろんスタントは一切使わない、10億総ジャッキー。
なんて、驚いている間に、バスターミナルに到着。
空港と同じように、X 線による荷物検査機へ荷物を通し、出発までの待合室へと。もわわ~ん。
「暑い、ねぇ」
天井も高く、小型の体育館くらいもある待合室は、夏休みの部活状態。少し熱がこもっています。
「アイスでも食べましょうか」
車中で食べるパンや飲み物も買って、ちょっと散策でも。
と歩き出したら、トイレ近くで、和風ヤンキーな風体をして若者が床に座り込み、何故かラジコンを走らせている。何だろう、このもやもやした気持ちは (^^;
さて出発時刻が近づいているような気がするのですが、予定ゲート上にある電光掲示板の情報が変わりません。
しばし待ってみても、変わらない。もう少し待ってみても…そろそろのはずなんですが。
窓口の人に確認してみたところ、
「もう皆さん、乗り始めてるよ」 わぉ。
どうやら、発車時刻が近いバスが同じゲートを使っているらしく、掲示板の表示はもう一方のバスのものだけど、我々の乗るバスも乗車開始だったらしい。
ということで、わっせわっせと荷物を運ぶ。
我々の乗るバスで、運転手さんが荷物を乗せてくれ…(うぉ!)
なんと大連から阜新へ来たときの運転手さん、皆様覚えておいででしょうか。あの飛ばす&クラクション鳴らしっぱなしの運転手さんじゃないっすか。
ああ、どうか帰りはゆっくりと、お願い~と、妻と願をかけるなか、定刻通り、バスは阜新の街を離れたのでした。出発は定刻通りでしたが、到着は…さて、次回は高速バスで大連を目指して!です。
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