中国小紀行(十二)「大連~成田帰国」 [旅行 - 中国]
最終日です。いよいよ、帰国の途につきます。
妻も友人知人へ会うことができ、ショッピングも済ませ、お土産も一通り確保。後は空港へ行くだけ…と思っていたら、1つ忘れていました。
本屋です。何はともあれ、旅に出たなら本屋です。今回はわが子用の本がメイン。朝早く起きて、タクシーへ乗り込む。
ルイビトンさん、プラダさん、ジョルなんとかアルマニさん、そうそうたる面々の居並ぶ界隈を抜け、大連ではきっと一番大きいであろう本屋「新華書店」へと向かう。
この書店は地下1階、地上はえ~っと、忘れてしまいましたが5階か6階か7階か8階…くらいあったはず。(^^;
1階は新刊メイン。2階以上はフロアごとに分野が分かれている。地下は DVD や雑誌&そのバックナンバーなどなどである。どんな本があるんだろうと、下記サイトを眺めていると、すっごく気になるなことが、
・新華書店(大連店)
上記の新華書店のサイトの下のほう、下のほう、(下画像参照)
簡体字なので、日本で使っている漢字に直すと「一網打尽」。捕まっちゃう?ばばっと一発。怖くて、思わずクリックしてみましたが、今のところ大丈夫なようです。
さてさて、閑話休題。
幼児書のあるフロアへとエスカレータで上がり、いろいろと物色開始。ぐりとぐら、おしりかじりむし等々、日本で良く知られた童話の中国語版も散見され、「これ子供の頃に読んだよ~」と、予想外の会話が弾む。最終的に、幼児書をたっぷり、音楽 CD も一緒に買い求め、店を後にしたのだった。
荷造りも終え、いよいよ帰国である。ホテルを出ると、さすが平日のお昼ということで、食事を終えた人々が通りを歩いている。
ホテルの人にタクシーを捕まえてもらい、再び「街道を行く@大連」の開始。空港まで車窓からの風景をお楽しみください。
歩行者のなかには赤信号を守る方もいますが、通常は気をつけて渡ろうです。歩行者も気にしないなら、自動車も?って思いますよね。そこで対策もしてあるようです。
日本では速度違反を写真撮影して取り締まりますが、大連の交差点には、ところどころ信号無視対策のための写真機がしかけてあるそうです。赤信号後に交差点へ入ろうとしたら「パシッ」とされるのだとか。停止線は守りましょう。
運悪くな撮影場所ですが、小型車は生活に密着している感がありますよね。
これとか、
おっちゃん、おばちゃんの過ごす日々の光景を見ていると、TV で見る欧米風な昼下がりな光景とダブる部分もあります。日ごろ目にしている日本の昼下がりは、ひょっとしたら結構異質なのかもしれない。世界と違う景色、そう考えるだけで、毎日が「これは珍し日本観光!」って感じで、なんか楽しくなりますよね。え?私だけ (^^;
Audi など車の整備なども承ります!この他に洗車場とかもあったけど、あんまり綺麗な印象じゃなかったなぁ。
さてタクシーはやがて空港への大きな道路へと進んでゆき、市街地とはさよなら。道路から見えるイケア、ここの店舗も大きいのね。以前神奈川のイケアへ行ったことがあるのですが、妻と「もう暫くはこなくていいね」と疲れちゃったのを思い出す。ははは。
Stylish MPV エリシオン、中国でも販売してるのね。
お!空港が見えてきた。
到着。出国手続きを済ませ、ロビーへ。出発までの間、ANA に勤める妻の友人とも会う。こうして、我々の大連での時間は終わったのだった。離陸!
大連から成田。3時間にも満たないフライト。読書や短い時間の睡眠には、
ちょうどよい時間のようです。
読書も佳境に差し掛かり、機体もいよいよ成田空港へと迫ったその瞬間!最後の試練が我々を襲ったのだった。
「びぇぇーぇぇ、びぇぇぇーぇぇ、びぇー、びぇぇぇーぇぇ」
それまで静かだったわが子が、泣き出してしまい、しかもどうやっても止まらなくって。抱き上げると少し静かにはなるのですが、狭い機内、座席で抱きかかえても中腰の高さにしかならず、泣き止むまでは至らない。静まりかけた泣き声は大きくなってしまう。
周囲の人はかなり気になってしょうがないだろう。どうしよう、困った。手を尽くすが、なかなか治まらない。やがて一人のアテンダント方が、我々夫婦に近づくと、ひと言を声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ。お子さんより、よっぽどエンジンの音のほうが大きいんだから!」
ありがたい。周囲に迷惑をかけてしまう意識にとらわれた我々に、優しいお言葉。助かります。とは言え、やはり泣いてりゃ、周囲の人には苦痛なので、なんとか静かになるよう奮戦。
やがて妻の試行錯誤の結果、なんとか静かになりやすい姿勢を見つけ、着陸までの時間、それを維持する。機体旋回終了。滑走路へのアプローチを取り、高度がどんどんと下がる。
ごうっ、ごう、ひゅひゅーるるん。
タイヤが設置する衝撃とともに、減速する機体。到着した。無事帰ってきた~。
妻のおかげで、いつしかわが子も泣きやんでくれていた。よくやった、My 奥様!
入国の手続きを終え、FIAT 500c を預けていたホテルへと戻る。よし、車も無事だ。スーツケースをリアトランクへ積み込み、キーを捻ると、FIAT 500c のツインエアエンジンが目を覚ます。ぷるるるーん。少し能天気な音に、ふと和んでいた。
「さぁ、まだまだ安心しちゃいけない。家に帰るまでが、遠足!」
安全運転で、湾岸高速を通りながら、家へと向かったのであった。
で、無事帰宅。スーツケースでいぇい!
さて、今回のお土産から2台の車を紹介。
ランボルさん(Lamborghini Reventon)と、しろとら運搬トラックさん。
トラの表情がそれぞれ違う。キリッとした1匹(左)と比較して、右の「どうしよう」な表情がたまらない一品。
正式ライセンス版ってことなんだと思う。レベントンと読むのかな。ミニカーを手で転がしてみると、結構スムーズに、かつまっすぐ安定して走る。本当に正式版かも知れない。
(2011年 - 中国大連・阜新旅行 - 完)
妻も友人知人へ会うことができ、ショッピングも済ませ、お土産も一通り確保。後は空港へ行くだけ…と思っていたら、1つ忘れていました。
本屋です。何はともあれ、旅に出たなら本屋です。今回はわが子用の本がメイン。朝早く起きて、タクシーへ乗り込む。
ルイビトンさん、プラダさん、ジョルなんとかアルマニさん、そうそうたる面々の居並ぶ界隈を抜け、大連ではきっと一番大きいであろう本屋「新華書店」へと向かう。
この書店は地下1階、地上はえ~っと、忘れてしまいましたが5階か6階か7階か8階…くらいあったはず。(^^;
1階は新刊メイン。2階以上はフロアごとに分野が分かれている。地下は DVD や雑誌&そのバックナンバーなどなどである。どんな本があるんだろうと、下記サイトを眺めていると、すっごく気になるなことが、
・新華書店(大連店)
上記の新華書店のサイトの下のほう、下のほう、(下画像参照)
簡体字なので、日本で使っている漢字に直すと「一網打尽」。捕まっちゃう?ばばっと一発。怖くて、思わずクリックしてみましたが、今のところ大丈夫なようです。
さてさて、閑話休題。
幼児書のあるフロアへとエスカレータで上がり、いろいろと物色開始。ぐりとぐら、おしりかじりむし等々、日本で良く知られた童話の中国語版も散見され、「これ子供の頃に読んだよ~」と、予想外の会話が弾む。最終的に、幼児書をたっぷり、音楽 CD も一緒に買い求め、店を後にしたのだった。
荷造りも終え、いよいよ帰国である。ホテルを出ると、さすが平日のお昼ということで、食事を終えた人々が通りを歩いている。
ホテルの人にタクシーを捕まえてもらい、再び「街道を行く@大連」の開始。空港まで車窓からの風景をお楽しみください。
歩行者のなかには赤信号を守る方もいますが、通常は気をつけて渡ろうです。歩行者も気にしないなら、自動車も?って思いますよね。そこで対策もしてあるようです。
日本では速度違反を写真撮影して取り締まりますが、大連の交差点には、ところどころ信号無視対策のための写真機がしかけてあるそうです。赤信号後に交差点へ入ろうとしたら「パシッ」とされるのだとか。停止線は守りましょう。
運悪くな撮影場所ですが、小型車は生活に密着している感がありますよね。
これとか、
おっちゃん、おばちゃんの過ごす日々の光景を見ていると、TV で見る欧米風な昼下がりな光景とダブる部分もあります。日ごろ目にしている日本の昼下がりは、ひょっとしたら結構異質なのかもしれない。世界と違う景色、そう考えるだけで、毎日が「これは珍し日本観光!」って感じで、なんか楽しくなりますよね。え?私だけ (^^;
Audi など車の整備なども承ります!この他に洗車場とかもあったけど、あんまり綺麗な印象じゃなかったなぁ。
さてタクシーはやがて空港への大きな道路へと進んでゆき、市街地とはさよなら。道路から見えるイケア、ここの店舗も大きいのね。以前神奈川のイケアへ行ったことがあるのですが、妻と「もう暫くはこなくていいね」と疲れちゃったのを思い出す。ははは。
Stylish MPV エリシオン、中国でも販売してるのね。
お!空港が見えてきた。
到着。出国手続きを済ませ、ロビーへ。出発までの間、ANA に勤める妻の友人とも会う。こうして、我々の大連での時間は終わったのだった。離陸!
大連から成田。3時間にも満たないフライト。読書や短い時間の睡眠には、
ちょうどよい時間のようです。
読書も佳境に差し掛かり、機体もいよいよ成田空港へと迫ったその瞬間!最後の試練が我々を襲ったのだった。
「びぇぇーぇぇ、びぇぇぇーぇぇ、びぇー、びぇぇぇーぇぇ」
それまで静かだったわが子が、泣き出してしまい、しかもどうやっても止まらなくって。抱き上げると少し静かにはなるのですが、狭い機内、座席で抱きかかえても中腰の高さにしかならず、泣き止むまでは至らない。静まりかけた泣き声は大きくなってしまう。
周囲の人はかなり気になってしょうがないだろう。どうしよう、困った。手を尽くすが、なかなか治まらない。やがて一人のアテンダント方が、我々夫婦に近づくと、ひと言を声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ。お子さんより、よっぽどエンジンの音のほうが大きいんだから!」
ありがたい。周囲に迷惑をかけてしまう意識にとらわれた我々に、優しいお言葉。助かります。とは言え、やはり泣いてりゃ、周囲の人には苦痛なので、なんとか静かになるよう奮戦。
やがて妻の試行錯誤の結果、なんとか静かになりやすい姿勢を見つけ、着陸までの時間、それを維持する。機体旋回終了。滑走路へのアプローチを取り、高度がどんどんと下がる。
ごうっ、ごう、ひゅひゅーるるん。
タイヤが設置する衝撃とともに、減速する機体。到着した。無事帰ってきた~。
妻のおかげで、いつしかわが子も泣きやんでくれていた。よくやった、My 奥様!
入国の手続きを終え、FIAT 500c を預けていたホテルへと戻る。よし、車も無事だ。スーツケースをリアトランクへ積み込み、キーを捻ると、FIAT 500c のツインエアエンジンが目を覚ます。ぷるるるーん。少し能天気な音に、ふと和んでいた。
「さぁ、まだまだ安心しちゃいけない。家に帰るまでが、遠足!」
安全運転で、湾岸高速を通りながら、家へと向かったのであった。
で、無事帰宅。スーツケースでいぇい!
おみやげ編
さて、今回のお土産から2台の車を紹介。
ランボルさん(Lamborghini Reventon)と、しろとら運搬トラックさん。
トラの表情がそれぞれ違う。キリッとした1匹(左)と比較して、右の「どうしよう」な表情がたまらない一品。
正式ライセンス版ってことなんだと思う。レベントンと読むのかな。ミニカーを手で転がしてみると、結構スムーズに、かつまっすぐ安定して走る。本当に正式版かも知れない。
今回の行程
(2011年 - 中国大連・阜新旅行 - 完)
壮大な旅行記、お疲れ様でした!
短期でも長期でも帰国すると日本っていいなぁって思えますよね?^^
by mitton (2012-10-25 08:26)
mittonさん
コメントありがとうございます!
ですよね。思います、思います。
一度だけ、梅雨時で一週間の長雨だった成田に降りたときは、そのもわわ~んとした湿気に「こ、こんなにすごかったっけ、日本」とやられそうになったこともありますが、でもそんな季節の変化も、町の景色も、住み心地も、いいですよね。(^^
by じみぃ (2012-10-25 23:02)
反日感情の強くなった中国をよく旅行されてきましたね!
信号機に赤信号無視車を撮影するカメラをつけているのは
ブラジルも同じです^^;
by Loby (2012-10-27 06:34)
一網打尽ボタン…なんか怖い…(((゜Д゜lil)))
しろとらさん(右)の表情が…^^;
by 下総弾正くま (2012-10-27 12:02)
Lody さん
コメントありがとうございます!
おー、一緒なんですね。
(今回の記事は6月末のものだったので、このときはまだ今ほどの雰囲気ではなかったんです)
by じみぃ (2012-10-28 10:56)
下総弾正くまさん
いつもコメントありがとうございます!
その2匹の対比が、いつみても面白いです。
最近は車にこのしろとらトラック号が乗っているので、今日もこれから一緒にお出かけです。
by じみぃ (2012-10-28 10:58)