奥多摩探検記 2012-夏 (中) [ドライブ - 東京]
…いかん。言い当てられてしまった… (^^;
「どこに行くの?」
妻の言葉を聞き流しつつ、FIAT 500c 君は更に山間の道へと分け入ってゆく(というほど、極端な山道ではない。舗装もされてるし)。とっとっと、この先の区間、交互通行のようだ。
細い道を走ってると時々ある「ここに、バス来るん?」道。しかしここは交通整理もされてるし、安心安心。
トロッコの路線だろうか。くねりくねりと山道を上ってゆくと、やがて前方に案内板が現れ、そして最後の坂道を駆け上がり、駐車場へイン。
にっぱら鍾乳洞へ、ようこそ。
その名は以前にも耳にしたことがあり、先に入った温泉の看板で目にしたものだから、迷わず立ち寄ってしまったのだ。
橋を渡り、入り口へ近づいてみると、
鍾乳洞入り口から漏れる冷気のせいか、うっすらと白くなっているではないですか。洞内の温度はと言えば
摂氏10度、湿度95%となっているみたい。うむ、確かに霧発生も頷ける。では、早速入ってみましょう!
なんか、どきどきますよね、洞窟って。
少し歩くと、洞内の経路図が掲げられていました。距離感がわからないものの、公開されているのは、そんなに広いエリアじゃないみたいですね。
とは言え、色々と見所もあるようです。まずは、こういった場所に欠かせない、あのお方のお名前!
空海さんのスタディもしくはレクチャールームです。置くには水琴窟もあって、なかなか心静かな雰囲気です。いいとこ、知ってんなぁ、弘法大師さん。
さすがに観光化されてるので、歩道も整備されているわけですが、でもこの「ちょっとだけ人手の入った洞窟」ってのが、また乱歩の少年探偵小説の舞台を思い出させて、かなりわくわくするんです。足音や、水の滴る音。人だ、間違いなく、ここに人がいたんだっ…
あ、奥さんがいない。先へどんどん進んでいったみたいだ。滑らないよう、足元に気をつけながら、先を急ごう。ところで、こんな暗いところへやってきて、わが子は大丈夫かしら。ちょっと心配になり、抱っこ紐に入っているわが子を見ると、
なぜかきゃっきゃっと大喜び。別の意味で、大丈夫かわが子よ。あ、そうだ。奥様、奥様を追っかけてるんだった。滑らないよう慎重に歩きながら、「おーぃ、奥様ぁ。どこだー」先へと進むのでありました。
さて前々回の記事で、「汗かき対策として、着替えTシャツもばっちりだ」と自慢げに話していたわたしですが、実は「山に登る」、「歩く歩く」なので、きっと汗かきさんの自分は「汗だく!」と考えていたのです。しかし実際には「車でここまで上ってる」うえに、「洞窟内なので、むしろ涼しい」ため、着替えのTシャツを濡らすことがないのでした。考えてみれば、当たり前。ははは。
ということで、ただ今、出張中のホテルよりアップ中。
恐らくは、明日も更新できるはず!
「どこに行くの?」
妻の言葉を聞き流しつつ、FIAT 500c 君は更に山間の道へと分け入ってゆく(というほど、極端な山道ではない。舗装もされてるし)。とっとっと、この先の区間、交互通行のようだ。
細い道を走ってると時々ある「ここに、バス来るん?」道。しかしここは交通整理もされてるし、安心安心。
トロッコの路線だろうか。くねりくねりと山道を上ってゆくと、やがて前方に案内板が現れ、そして最後の坂道を駆け上がり、駐車場へイン。
にっぱら鍾乳洞へ、ようこそ。
その名は以前にも耳にしたことがあり、先に入った温泉の看板で目にしたものだから、迷わず立ち寄ってしまったのだ。
橋を渡り、入り口へ近づいてみると、
鍾乳洞入り口から漏れる冷気のせいか、うっすらと白くなっているではないですか。洞内の温度はと言えば
摂氏10度、湿度95%となっているみたい。うむ、確かに霧発生も頷ける。では、早速入ってみましょう!
なんか、どきどきますよね、洞窟って。
少し歩くと、洞内の経路図が掲げられていました。距離感がわからないものの、公開されているのは、そんなに広いエリアじゃないみたいですね。
とは言え、色々と見所もあるようです。まずは、こういった場所に欠かせない、あのお方のお名前!
空海さんのスタディもしくはレクチャールームです。置くには水琴窟もあって、なかなか心静かな雰囲気です。いいとこ、知ってんなぁ、弘法大師さん。
さすがに観光化されてるので、歩道も整備されているわけですが、でもこの「ちょっとだけ人手の入った洞窟」ってのが、また乱歩の少年探偵小説の舞台を思い出させて、かなりわくわくするんです。足音や、水の滴る音。人だ、間違いなく、ここに人がいたんだっ…
あ、奥さんがいない。先へどんどん進んでいったみたいだ。滑らないよう、足元に気をつけながら、先を急ごう。ところで、こんな暗いところへやってきて、わが子は大丈夫かしら。ちょっと心配になり、抱っこ紐に入っているわが子を見ると、
なぜかきゃっきゃっと大喜び。別の意味で、大丈夫かわが子よ。あ、そうだ。奥様、奥様を追っかけてるんだった。滑らないよう慎重に歩きながら、「おーぃ、奥様ぁ。どこだー」先へと進むのでありました。
さて前々回の記事で、「汗かき対策として、着替えTシャツもばっちりだ」と自慢げに話していたわたしですが、実は「山に登る」、「歩く歩く」なので、きっと汗かきさんの自分は「汗だく!」と考えていたのです。しかし実際には「車でここまで上ってる」うえに、「洞窟内なので、むしろ涼しい」ため、着替えのTシャツを濡らすことがないのでした。考えてみれば、当たり前。ははは。
ということで、ただ今、出張中のホテルよりアップ中。
恐らくは、明日も更新できるはず!
明けました! [近所]
ついつい更新をさぼっ…いえ、きっと時間が半年くらい遅れてるだけだ。更新はきちんとされてるに違いない。ということで、時間の針をブログ記事から半年弱進め、
明けましておめでとうございまする!!
こんなブログですが、今年もどうかよろしくお願いします。
昨日、慌しく市場へ出かけたりして、お正月の買出しも済ませ。
その後、ホームベーカリーで始めてのお餅作り。
いかん~。ブログの記事が、前編で終わってるー。
皆様の記事も、まだ見てない~。
今年もどうかよろしくお願いします m(_ _)m
奥多摩探検記 2012-夏 (前) [ドライブ - 東京]
国道411号を西へ。JR 青梅線・奥多摩駅の交差点にさしかかるちょっと手前、新氷川トンネルを抜けるや否や、U ターンするように旧道へと入る。FIAT 500c と我々一行。これはまだ夏の日の物語。「ちょっと時間もできたし」と、奥多摩にあるとある場所を目指したのでした。
旧道の氷川トンネルを抜けると、そこに現れたのが、こちら。
奥多摩温泉の1つ「もえぎの湯」。まぁ、ありがちな夏の昼下がり。近所の温泉でまったりと。
あれ?温泉でまったり・・・タイトルに探検記ってあるじゃないか?
「そんなこと、ないない」
ははははは、ゆったりたっぷり~・・・と、このときは思っていたのでありました。
駐車場から足湯の前を過ぎ、温泉入り口へ。
入り口横に掲げられた地図を見ると、近所に何箇所も温泉があるようだ。というか、日本中そこらが温泉な気もするし、むしろ温泉の上に岩をかぶせて海水が入らないようにしたのが日本じゃないかとすら思っているのだが、しかしそれは日本のトップシークレットなので、ここでしか言えない話だ。先に進もう。
入浴料を払い、奥へと進む。(上の画像が)男湯。
こちらが女湯。レッツ脱衣所へ!
~~~~~~ ただいま、まったり入浴中~~~~~~
~~~~映像は、ご想像にお任せします~~~~
~~もしも我々のお見苦しい画像が、皆様の脳裏へ浮かびますようならば~~~
~大体リアルに、そんな感じっです~~
~~~~ざざーん~~~~
・・・チャポーン~~~~さて、そろそろあがるかな~
やっぱ、風呂上りには、水分補給。わが子も、ごくごく飲んどります。
そして大人たちは、2F食堂にて食事タイム。わが子には携帯ランチ。
ゆったりとした時間が流れますな。
「じゃ、次の目的地へ行こうか」
「え?」
妻が私の言葉に驚きます。今日は温泉まったり作戦だったのでは・・・。
お土産をゲットし、疑問符の浮かぶ奥様とともに、再び玄関へと向かったのでありました。
玄関で、何故か下駄箱のふたを開け閉めするわが子。見ていて「何で?」とも思うが、反面、何か分かる気もする。ぱったん、ぱったん、動く動く。さぁ、靴を履いて、外に出ようか。
先ほど買った、熱い温泉Tシャツ(どどん)。実は汗かきな私。次なる作戦に備え、もしも着ているシャツがビチャビチャビチャになったら、これに着替えるべし、フフフ、
「ねぇ、次の目的地って、何?」
後部座席の妻からの問いかけに答えるように、私は FIAT 500c のツインエアエンジンを始動したのだった。ぷるるるーん。音、軽いなぁ、このエンジン。
次回: 内緒の目的地とはいったい? (答えは温泉入り口の地図に・・・あったかも)
八王子祭り [Road to Future!]
今をさかのぼること、およそ1100年ほども前。3つの神社が建立されました。八幡神社と八雲神社、そして多賀神社。やがて時は流れ戦国の世に、八幡と八雲さんは1つの神社となり、八王子を守る東の八幡八雲神社、西の多賀神社として、幾年月が流れます。
江戸期にはそれぞれの神社で行われていたお祭りが、戦後1つとなり、市民の祭りとして定着する。8月初頭に開かれる祭りぞ、その祭り。
今年も、八王子祭りの開催だ!
さてぞ、さてさて、わが子は初めてのお祭り。
遠くで子供達がなにやら…
噛まれちゃってます。どうか健やか、伸びやかに。
山車の前面には、舞の方の姿が、よいやさ、よいやさ。ここは、わが子を近づけて、「無病息災、災厄あっちいけ」・・・あ、
泣いちゃったけれど、気にしない。行くよ、どんどん。狐さま。
御祭礼すら勇壮に。
じゃんじゃん、らっしゃい。大繁盛。首のタオルで、汗ぬぐえ~。
ってか、
国道20号(甲州街道)の横山町付近。片側2車線ずつの道路を封鎖し、歩道にはずらり夜店が並ぶ。御神輿、山車が通る合間に、アスファルトの上は人で埋められてゆく。
さすがに、ちょっと休憩、お腹も補充。それにしても、すごい人出だす。
それでは後半、始めましょうか。よござんすね?
「わっしょい、そらせ」と、甲州街道を行き交う御神輿、山車が次から次へと現れる。
それぞれの町の名の入った提灯掲げ、すれ違う瞬間、山車同士は暫し停車。あたかも対峙するかのごとく、挨拶を交わすかのごとく、止まった山車が再び動き出す。
それを眺める我が家や、沿道の人々。ふと歩道に目をやれば、熱気発散中の夜店の明かり。
きゅうりが、まるごと一本割り箸にささっている。浴びる水が、夜、明かりのもとではとても怪しげだ。しかし喚起される味のイメージ、きゅうりの食感は、きっと納涼の爽快感。わしの子供の頃には、見なかったな。
金魚、わた菓子、お面売り。お祭りの夜店と言えば、やはりこれらを思い浮かべる。そういえば、ひよこのお店はないのかな?黄色だけじゃなく、ピンクとか、合成着色、アニメな色々ありえないひよこ。子供の頃には、よく見かけたんだけど...おっと、またまた向こうから山車がやってきた。
おかめもいれば、ひょっとこも、
おかめ、ひょっとこ、いつ誰が始めた?この組み合わせ。始まりが、気にはなるけど、今宵はお祭り、
気にせず、幻燈眺めましょう。親父も担がれ、檄飛ばします。わっせいわっせい、眺める人も、担がれる人も、きっと神様も、すべてが混沌。一夜の宴(お祭りは3日間。あれ?一夜じゃないじゃん!気にしない、気にしない)。
ふとふと、抱いた胸元見やれば、
いつしか、わが子は眠っていたのでした。ふぅ、そろそろ現世へ戻りましょうかね。
抱っこ紐の中ですぴーすぴーしている、わが子の寝顔を眺めつつ、駅前まで歩いてくると、バスが走っていた。当たり前の光景だけれども、祭りの音が耳に残るなか、どこか安心もする日常風景。ああ、戻ってきた。
駐車場には、FIAT 500c 君が待ってくれていた。
今年の八王子祭りは、平成24年8月は3,4,5の3日間で催されました。
沿道には260の夜店が並び、のべ70万人の方々で賑わったそうです。(八王子祭り公式サイトより)
確かに、すんごい人出だった。
来年も行けるかな。わが子の手を引いているかな。
次回は山中湖へドライブ...か、不思議な FIAT 500c 君の、どちらかです (^^; 気の向くままに。