海だ!千葉だ! [ドライブ - 千葉]
たまには人生を振り返って見る、それって大切だなと思うことありますよね、よねよねよね。え~、すみません。更新が遅れに遅れ、今頃夏の記事をアップします (^^; 今頃?とか思わずに、お付き合いください。
海だ!千葉だ!
といいつつまだ7月中旬、まっさかり夏寸前の頃。
「時間もできたし、どっか行こうか」との話になり、どこでどう展開したものか、今となっては良くわからないのですが、FIAT 500c 君は千葉に来ていたのだす。
アクアラインを渡り、房総半島山中をぶらぶらと走りながら、「千葉にあるのに東京ドイツ村って言うんだよね、ここ。そういえば、群馬には赤城高原ドイツ村ってのもあるんだよね」と、適当な会話を繰り返しながら、妻と「そういえば…」と思いついたことが。
「そういえば、まだわが子は海を見たことがないね」「よし!決めた、海水浴場行ってみよう」
早速 FIAT 500c のハンドルを切り、東へと車を向けるのだった。外房九十九里浜はそこらじゅうが海水浴場なので、東へ東へと走らせればよいのである。妻は「こんな適当に道を選んでて、本当に海に行けるのかしら」と不安もあったようだが、気にしない。
「おお!本当に海水浴場?」果たして、適当ドライブでも、わが FIAT 500c 君は無事に海水浴場へと到着したのであった。
妻:「あっ、でも水着も何も、もって着てないよ、私達」
わし:「なるほど、それは妙案」いや、妙案どころか、何も案を出していない。
再びわし:「大丈夫。今日は見るだけ、見るだけだから」
適当な私の返事に、妻も「そうだね」と、まさかの納得。こうしてわが子を、人生初の海辺へと連れ出してみたのだった。どんな反応をするんだろう。ちょっと楽しみである。
そんな台詞が聞こえそうな、わが子の視線の先はと言えば、
いけませんね、もう...ですか。ちょっと心配です。
さて、ずんずんずんずんずん。妻は水際へと突き進み、
比較的早めにお帰りになられています。ちなみに泳げないそうです。
わが子の様子を見てみると、
行き来する波を前に、まだ固まっている。
「しかし、人が少ないなぁ」来週には海の日、もっと賑わっても良いのでは?
なんとまだ海開き前だったのね。ザブーン、ザブーン。波の音が聞こえる。
水着も持ってきていないので、元より海へ入るつもりもないので、波打ち際へ。
寄せてくる波が、足首を撫でてゆく。ん?撫でてと言うよりは、少し力強いか。ふと視線を落とせば、
サルの惑星エンディングのようにならないよう、もう少し陸地よりに立ち、硬直していたわが子にも、Let's 体験。ちゃぷん。
お風呂とは違う水の動きに、やはり固まったまま。どうやら未だ大人の味には早すぎたようだ。
空を見上げると、夕方が近づくにつれ、徐々に雲も広がりを見せてきている。「そろそろ帰ろうか」キーを捻り、FIAT 500c のエンジンを覚ます。「あ、足はちゃんと洗ってね」
アクアラインを経由して川崎街道を走りながらの家路。
軽く渋滞もあったりして、お腹空いたし、なんだか夏気分だし。妻との意見の一致をみせて、今夜は焼き鳥をチョイス!
テイクアウトもでき大変便利な、近所の焼き鳥屋さん。お酒を飲めない私は、炭酸飲料片手に、海開き前の、夏の気分を満喫したのでした。
次回は暑かった「八王子祭り」!
(これもまた、いまさらの記事 (^^;)
海だ!千葉だ!
といいつつまだ7月中旬、まっさかり夏寸前の頃。
「時間もできたし、どっか行こうか」との話になり、どこでどう展開したものか、今となっては良くわからないのですが、FIAT 500c 君は千葉に来ていたのだす。
アクアラインを渡り、房総半島山中をぶらぶらと走りながら、「千葉にあるのに東京ドイツ村って言うんだよね、ここ。そういえば、群馬には赤城高原ドイツ村ってのもあるんだよね」と、適当な会話を繰り返しながら、妻と「そういえば…」と思いついたことが。
「そういえば、まだわが子は海を見たことがないね」「よし!決めた、海水浴場行ってみよう」
早速 FIAT 500c のハンドルを切り、東へと車を向けるのだった。外房九十九里浜はそこらじゅうが海水浴場なので、東へ東へと走らせればよいのである。妻は「こんな適当に道を選んでて、本当に海に行けるのかしら」と不安もあったようだが、気にしない。
「おお!本当に海水浴場?」果たして、適当ドライブでも、わが FIAT 500c 君は無事に海水浴場へと到着したのであった。
妻:「あっ、でも水着も何も、もって着てないよ、私達」
わし:「なるほど、それは妙案」いや、妙案どころか、何も案を出していない。
再びわし:「大丈夫。今日は見るだけ、見るだけだから」
適当な私の返事に、妻も「そうだね」と、まさかの納得。こうしてわが子を、人生初の海辺へと連れ出してみたのだった。どんな反応をするんだろう。ちょっと楽しみである。
そんな台詞が聞こえそうな、わが子の視線の先はと言えば、
いけませんね、もう...ですか。ちょっと心配です。
さて、ずんずんずんずんずん。妻は水際へと突き進み、
比較的早めにお帰りになられています。ちなみに泳げないそうです。
わが子の様子を見てみると、
行き来する波を前に、まだ固まっている。
「しかし、人が少ないなぁ」来週には海の日、もっと賑わっても良いのでは?
なんとまだ海開き前だったのね。ザブーン、ザブーン。波の音が聞こえる。
水着も持ってきていないので、元より海へ入るつもりもないので、波打ち際へ。
寄せてくる波が、足首を撫でてゆく。ん?撫でてと言うよりは、少し力強いか。ふと視線を落とせば、
サルの惑星エンディングのようにならないよう、もう少し陸地よりに立ち、硬直していたわが子にも、Let's 体験。ちゃぷん。
お風呂とは違う水の動きに、やはり固まったまま。どうやら未だ大人の味には早すぎたようだ。
空を見上げると、夕方が近づくにつれ、徐々に雲も広がりを見せてきている。「そろそろ帰ろうか」キーを捻り、FIAT 500c のエンジンを覚ます。「あ、足はちゃんと洗ってね」
アクアラインを経由して川崎街道を走りながらの家路。
軽く渋滞もあったりして、お腹空いたし、なんだか夏気分だし。妻との意見の一致をみせて、今夜は焼き鳥をチョイス!
テイクアウトもでき大変便利な、近所の焼き鳥屋さん。お酒を飲めない私は、炭酸飲料片手に、海開き前の、夏の気分を満喫したのでした。
次回は暑かった「八王子祭り」!
(これもまた、いまさらの記事 (^^;)
なんぞこれ? [FIAT 500c について]
先日までは旅行記が続いたので、今日はライトに (^^;
近所の修理・車検工場でエンジンオイル交換をしてもらったときのこと。
前々から気になっていたことを、メカニックの人に尋ねてみました。
エンジン部分じゃないのですが、ボディ下。後輪のちょっと手前辺り、何かあるんです。
そしてメカニックの方の答えは、ずばり「何でしょうね?」 (@o@;
なんでしょうね、これ。
知っている方、いらっしゃいます?
久々の FIAT 500c 君ネタでした。
次回は海かな (^^;
近所の修理・車検工場でエンジンオイル交換をしてもらったときのこと。
前々から気になっていたことを、メカニックの人に尋ねてみました。
エンジン部分じゃないのですが、ボディ下。後輪のちょっと手前辺り、何かあるんです。
そしてメカニックの方の答えは、ずばり「何でしょうね?」 (@o@;
なんでしょうね、これ。
知っている方、いらっしゃいます?
久々の FIAT 500c 君ネタでした。
次回は海かな (^^;
中国小紀行(十二)「大連~成田帰国」 [旅行 - 中国]
最終日です。いよいよ、帰国の途につきます。
妻も友人知人へ会うことができ、ショッピングも済ませ、お土産も一通り確保。後は空港へ行くだけ…と思っていたら、1つ忘れていました。
本屋です。何はともあれ、旅に出たなら本屋です。今回はわが子用の本がメイン。朝早く起きて、タクシーへ乗り込む。
ルイビトンさん、プラダさん、ジョルなんとかアルマニさん、そうそうたる面々の居並ぶ界隈を抜け、大連ではきっと一番大きいであろう本屋「新華書店」へと向かう。
この書店は地下1階、地上はえ~っと、忘れてしまいましたが5階か6階か7階か8階…くらいあったはず。(^^;
1階は新刊メイン。2階以上はフロアごとに分野が分かれている。地下は DVD や雑誌&そのバックナンバーなどなどである。どんな本があるんだろうと、下記サイトを眺めていると、すっごく気になるなことが、
・新華書店(大連店)
上記の新華書店のサイトの下のほう、下のほう、(下画像参照)
簡体字なので、日本で使っている漢字に直すと「一網打尽」。捕まっちゃう?ばばっと一発。怖くて、思わずクリックしてみましたが、今のところ大丈夫なようです。
さてさて、閑話休題。
幼児書のあるフロアへとエスカレータで上がり、いろいろと物色開始。ぐりとぐら、おしりかじりむし等々、日本で良く知られた童話の中国語版も散見され、「これ子供の頃に読んだよ~」と、予想外の会話が弾む。最終的に、幼児書をたっぷり、音楽 CD も一緒に買い求め、店を後にしたのだった。
荷造りも終え、いよいよ帰国である。ホテルを出ると、さすが平日のお昼ということで、食事を終えた人々が通りを歩いている。
ホテルの人にタクシーを捕まえてもらい、再び「街道を行く@大連」の開始。空港まで車窓からの風景をお楽しみください。
歩行者のなかには赤信号を守る方もいますが、通常は気をつけて渡ろうです。歩行者も気にしないなら、自動車も?って思いますよね。そこで対策もしてあるようです。
日本では速度違反を写真撮影して取り締まりますが、大連の交差点には、ところどころ信号無視対策のための写真機がしかけてあるそうです。赤信号後に交差点へ入ろうとしたら「パシッ」とされるのだとか。停止線は守りましょう。
運悪くな撮影場所ですが、小型車は生活に密着している感がありますよね。
これとか、
おっちゃん、おばちゃんの過ごす日々の光景を見ていると、TV で見る欧米風な昼下がりな光景とダブる部分もあります。日ごろ目にしている日本の昼下がりは、ひょっとしたら結構異質なのかもしれない。世界と違う景色、そう考えるだけで、毎日が「これは珍し日本観光!」って感じで、なんか楽しくなりますよね。え?私だけ (^^;
Audi など車の整備なども承ります!この他に洗車場とかもあったけど、あんまり綺麗な印象じゃなかったなぁ。
さてタクシーはやがて空港への大きな道路へと進んでゆき、市街地とはさよなら。道路から見えるイケア、ここの店舗も大きいのね。以前神奈川のイケアへ行ったことがあるのですが、妻と「もう暫くはこなくていいね」と疲れちゃったのを思い出す。ははは。
Stylish MPV エリシオン、中国でも販売してるのね。
お!空港が見えてきた。
到着。出国手続きを済ませ、ロビーへ。出発までの間、ANA に勤める妻の友人とも会う。こうして、我々の大連での時間は終わったのだった。離陸!
大連から成田。3時間にも満たないフライト。読書や短い時間の睡眠には、
ちょうどよい時間のようです。
読書も佳境に差し掛かり、機体もいよいよ成田空港へと迫ったその瞬間!最後の試練が我々を襲ったのだった。
「びぇぇーぇぇ、びぇぇぇーぇぇ、びぇー、びぇぇぇーぇぇ」
それまで静かだったわが子が、泣き出してしまい、しかもどうやっても止まらなくって。抱き上げると少し静かにはなるのですが、狭い機内、座席で抱きかかえても中腰の高さにしかならず、泣き止むまでは至らない。静まりかけた泣き声は大きくなってしまう。
周囲の人はかなり気になってしょうがないだろう。どうしよう、困った。手を尽くすが、なかなか治まらない。やがて一人のアテンダント方が、我々夫婦に近づくと、ひと言を声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ。お子さんより、よっぽどエンジンの音のほうが大きいんだから!」
ありがたい。周囲に迷惑をかけてしまう意識にとらわれた我々に、優しいお言葉。助かります。とは言え、やはり泣いてりゃ、周囲の人には苦痛なので、なんとか静かになるよう奮戦。
やがて妻の試行錯誤の結果、なんとか静かになりやすい姿勢を見つけ、着陸までの時間、それを維持する。機体旋回終了。滑走路へのアプローチを取り、高度がどんどんと下がる。
ごうっ、ごう、ひゅひゅーるるん。
タイヤが設置する衝撃とともに、減速する機体。到着した。無事帰ってきた~。
妻のおかげで、いつしかわが子も泣きやんでくれていた。よくやった、My 奥様!
入国の手続きを終え、FIAT 500c を預けていたホテルへと戻る。よし、車も無事だ。スーツケースをリアトランクへ積み込み、キーを捻ると、FIAT 500c のツインエアエンジンが目を覚ます。ぷるるるーん。少し能天気な音に、ふと和んでいた。
「さぁ、まだまだ安心しちゃいけない。家に帰るまでが、遠足!」
安全運転で、湾岸高速を通りながら、家へと向かったのであった。
で、無事帰宅。スーツケースでいぇい!
さて、今回のお土産から2台の車を紹介。
ランボルさん(Lamborghini Reventon)と、しろとら運搬トラックさん。
トラの表情がそれぞれ違う。キリッとした1匹(左)と比較して、右の「どうしよう」な表情がたまらない一品。
正式ライセンス版ってことなんだと思う。レベントンと読むのかな。ミニカーを手で転がしてみると、結構スムーズに、かつまっすぐ安定して走る。本当に正式版かも知れない。
(2011年 - 中国大連・阜新旅行 - 完)
妻も友人知人へ会うことができ、ショッピングも済ませ、お土産も一通り確保。後は空港へ行くだけ…と思っていたら、1つ忘れていました。
本屋です。何はともあれ、旅に出たなら本屋です。今回はわが子用の本がメイン。朝早く起きて、タクシーへ乗り込む。
ルイビトンさん、プラダさん、ジョルなんとかアルマニさん、そうそうたる面々の居並ぶ界隈を抜け、大連ではきっと一番大きいであろう本屋「新華書店」へと向かう。
この書店は地下1階、地上はえ~っと、忘れてしまいましたが5階か6階か7階か8階…くらいあったはず。(^^;
1階は新刊メイン。2階以上はフロアごとに分野が分かれている。地下は DVD や雑誌&そのバックナンバーなどなどである。どんな本があるんだろうと、下記サイトを眺めていると、すっごく気になるなことが、
・新華書店(大連店)
上記の新華書店のサイトの下のほう、下のほう、(下画像参照)
簡体字なので、日本で使っている漢字に直すと「一網打尽」。捕まっちゃう?ばばっと一発。怖くて、思わずクリックしてみましたが、今のところ大丈夫なようです。
さてさて、閑話休題。
幼児書のあるフロアへとエスカレータで上がり、いろいろと物色開始。ぐりとぐら、おしりかじりむし等々、日本で良く知られた童話の中国語版も散見され、「これ子供の頃に読んだよ~」と、予想外の会話が弾む。最終的に、幼児書をたっぷり、音楽 CD も一緒に買い求め、店を後にしたのだった。
荷造りも終え、いよいよ帰国である。ホテルを出ると、さすが平日のお昼ということで、食事を終えた人々が通りを歩いている。
ホテルの人にタクシーを捕まえてもらい、再び「街道を行く@大連」の開始。空港まで車窓からの風景をお楽しみください。
歩行者のなかには赤信号を守る方もいますが、通常は気をつけて渡ろうです。歩行者も気にしないなら、自動車も?って思いますよね。そこで対策もしてあるようです。
日本では速度違反を写真撮影して取り締まりますが、大連の交差点には、ところどころ信号無視対策のための写真機がしかけてあるそうです。赤信号後に交差点へ入ろうとしたら「パシッ」とされるのだとか。停止線は守りましょう。
運悪くな撮影場所ですが、小型車は生活に密着している感がありますよね。
これとか、
おっちゃん、おばちゃんの過ごす日々の光景を見ていると、TV で見る欧米風な昼下がりな光景とダブる部分もあります。日ごろ目にしている日本の昼下がりは、ひょっとしたら結構異質なのかもしれない。世界と違う景色、そう考えるだけで、毎日が「これは珍し日本観光!」って感じで、なんか楽しくなりますよね。え?私だけ (^^;
Audi など車の整備なども承ります!この他に洗車場とかもあったけど、あんまり綺麗な印象じゃなかったなぁ。
さてタクシーはやがて空港への大きな道路へと進んでゆき、市街地とはさよなら。道路から見えるイケア、ここの店舗も大きいのね。以前神奈川のイケアへ行ったことがあるのですが、妻と「もう暫くはこなくていいね」と疲れちゃったのを思い出す。ははは。
Stylish MPV エリシオン、中国でも販売してるのね。
お!空港が見えてきた。
到着。出国手続きを済ませ、ロビーへ。出発までの間、ANA に勤める妻の友人とも会う。こうして、我々の大連での時間は終わったのだった。離陸!
大連から成田。3時間にも満たないフライト。読書や短い時間の睡眠には、
ちょうどよい時間のようです。
読書も佳境に差し掛かり、機体もいよいよ成田空港へと迫ったその瞬間!最後の試練が我々を襲ったのだった。
「びぇぇーぇぇ、びぇぇぇーぇぇ、びぇー、びぇぇぇーぇぇ」
それまで静かだったわが子が、泣き出してしまい、しかもどうやっても止まらなくって。抱き上げると少し静かにはなるのですが、狭い機内、座席で抱きかかえても中腰の高さにしかならず、泣き止むまでは至らない。静まりかけた泣き声は大きくなってしまう。
周囲の人はかなり気になってしょうがないだろう。どうしよう、困った。手を尽くすが、なかなか治まらない。やがて一人のアテンダント方が、我々夫婦に近づくと、ひと言を声をかけてくれた。
「大丈夫ですよ。お子さんより、よっぽどエンジンの音のほうが大きいんだから!」
ありがたい。周囲に迷惑をかけてしまう意識にとらわれた我々に、優しいお言葉。助かります。とは言え、やはり泣いてりゃ、周囲の人には苦痛なので、なんとか静かになるよう奮戦。
やがて妻の試行錯誤の結果、なんとか静かになりやすい姿勢を見つけ、着陸までの時間、それを維持する。機体旋回終了。滑走路へのアプローチを取り、高度がどんどんと下がる。
ごうっ、ごう、ひゅひゅーるるん。
タイヤが設置する衝撃とともに、減速する機体。到着した。無事帰ってきた~。
妻のおかげで、いつしかわが子も泣きやんでくれていた。よくやった、My 奥様!
入国の手続きを終え、FIAT 500c を預けていたホテルへと戻る。よし、車も無事だ。スーツケースをリアトランクへ積み込み、キーを捻ると、FIAT 500c のツインエアエンジンが目を覚ます。ぷるるるーん。少し能天気な音に、ふと和んでいた。
「さぁ、まだまだ安心しちゃいけない。家に帰るまでが、遠足!」
安全運転で、湾岸高速を通りながら、家へと向かったのであった。
で、無事帰宅。スーツケースでいぇい!
おみやげ編
さて、今回のお土産から2台の車を紹介。
ランボルさん(Lamborghini Reventon)と、しろとら運搬トラックさん。
トラの表情がそれぞれ違う。キリッとした1匹(左)と比較して、右の「どうしよう」な表情がたまらない一品。
正式ライセンス版ってことなんだと思う。レベントンと読むのかな。ミニカーを手で転がしてみると、結構スムーズに、かつまっすぐ安定して走る。本当に正式版かも知れない。
今回の行程
(2011年 - 中国大連・阜新旅行 - 完)
中国小紀行(十一)「マジカルスクール」 [旅行 - 中国]
おはようございます!
阜新から大連へ戻ってまいりました。
「おぃ、FIAT 500c 出てこないじゃないか」とお怒りの方もいらっしゃるとは思いますが、いよいよ次回で帰国の途につきます。今日はその前日編です。
今朝のニュースは自転車事故急増から。スポーツチャリも増えて、車道で自動車とバトル…ではないんでしょうが、事故が増えてるって内容のようです。都市部に限られる光景ですが、こういったところは日本のニュースと変わらないですね。
あ、そうそう。変わらないといえば、やはり奥様は「シーツが臭う」ということで、昨夜、あまり眠れなかったご様子。「臭う~臭う~」彷徨ってます。
さて、そんな奥様ですが、この日は大変。朝から、スケジュールがいっぱいでござる。
まずはちょうど宿泊したホテルの傍に住んでいる、大学時代の友達宅を訪問。
出迎えてくれた友人の旦那さんに導かれ、入り口のゲートをくぐると、そこには思わず頭の中で「プラウディア。それは洗練された何々」って、コマーシャル風ナレーションが聞こえてきそうなほど、超高級感な庭が現れた。ええ、別段ここがプラウディアって名前ではないんでしょうけどね。すごい雰囲気だったので。
しかしひとたび建物内に足を踏み入れてみると、やはりそこは伝統ですね。玄関扉には、赤い下地に文字の並ぶ招福な飾りが。そして部屋に入れていただくと、いました、いました。
ベイビーです。
一週間前に大連空港へ出迎えてもらった友人、実は出産直前。んで、阜新へいる間に「無事生まれたよー」と連絡をもらっていたのです。女の子。母子ともに健康そうで、よかった。
向こうの親御さんにも挨拶をし、わが子もお披露目して退出。
さてお次は、友人の旦那さんの愛車、日産 TIANA で移動です。そう、新しいホテルへ。
がんばって床を掃除したりしたものの、ベッドカバーの臭いにやられ、次の一泊は別のホテルへ移ることとしたのです。ベッドカバー換えてもらえばいいじゃん?それがですね、じゃじゃん「1Fの奥でベッドカバーとか洗濯して干してた。だから換えてもらっても、きっと他のも同じ感じ」、奥様は見た!ということで、カバーを換えてもらっても、臭いは変わらんと奥様探偵は推理。もう一泊の予定をキャンセルし、別のホテルへと移ることに。
大連はかつて日本やロシアの人が住んでいた時代もあり、古い重厚な建物や、色使いがどこか東欧なビルが並んでいます。
そして今。3年前に比べても、かなり増えた高層ビル群。それに地下鉄。もともとバス、タクシー、バイクタクシー(ノーヘルで後ろにお客さん乗せてかっとぶ)、電車、路面電車、軽便鉄道(正式名称知らん)と、交通機関も充実していたのですが、更にそこへ地下鉄が加わるようです。
「最近は工事のホコリがすごくて」
確かに、そうだと思う。
ってことで、今夜はここに宿泊。
我が子用の食事もあるため、キッチンつきのタイプを選択。
部屋数もあるので、弟さんカップルが来ても、十分に練られる。
地面から見上げると、それなにり青空だったけど、こうしてみると、やはり霞んでますね。
さっ、次はショッピング!
和平広場、勝利広場、中山広場などなど、大連市内にはいくつか広場がある。広場は我々が想像する公園や空き地とは少し異なり、例えば道路のロータリーの中心、あの円の部分がそれだったりする。もちろん更地を広場としたものもある。公園との違いは、広場=ショッピング施設が同居なことが多い点である。ショッピング施設が建っているもの、地上が公園で地下がショッピングモールなもの、周囲に商店が集まっているなど様々である。突然ですが、大連会話レッスン。「あ、それ知ってる。勝利広場で売ってたやつでしょ?」。さぁ、皆さんご一緒に。そうそう、そんな感じで広場という名称は使われているようだ。
今回訪れたのは、和平のショッピングモール。ここで今夜の食事や、日本へのお土産、後は各種調味料などをゲットする予定なのである。
しかし、えらく見つめられる。
カップルの女性や、ショッピングカートにお子さんを乗せた奥様から。しかしそれは睨まれているのではなく、「ほぁ~」な興味津々&微笑みなもので、視線の先は私の腹部。「最近ちょっぴり出てきちゃって」いや、そうじゃなく、おそらく私がしている抱っこ紐のせい。普段見かけぬ装具で、しかも男性が赤ちゃんを身体の前にぶら下げて歩いている光景が珍しいのだと思う。
しかしそんな魅惑の視線より、私が気になったのはこちら、
「何を、どうやって教えられるんだろう」と、勝手に自分の身に置き換えて妄想してみる。「魔幻英語教室」の看板。いかん、入学してしまいそう。My ハリーポッター。
さてさて、そんなネジの外れた旦那さんをよそに、奥様は買い物大奮闘。
なんとか必要なものを揃え、タクシーで再びホテルへと戻り、ほっと一息つぐと、今度は妻の別の友人からの訪問を受ける。
こちらも準備していた甚平を贈り、早速お子さんに来てもらう。お!結構似合ってる?わが子も自分と近い年代の子供がいて、少しは刺激になったかも。
そして夜、仕事を終えた弟さんカップル(聞けば、既に入籍は済ませていて、式が未だとのこと。いかん、わし全く状況を把握できていないじゃん (^^;)がホテルへ来てくれた。
弟夫婦も子供好きなので、恒例のお馬さんごっこで楽しんでくれた。やはり弟さん夫婦がいると、こちらも子供の面倒から少し開放されるので、ちょっと落ち着くなぁ。買い物以外の手続き類もあって、今日は終日ばたばたしていたから。
翌朝 6 時前くらいだろうか。弟さん夫婦は未明のなか、ホテルから仕事場へと出社していったのでした。
さて、明日はいよいよ帰国&中国編の最終日!
お土産もゲットだ!
中国小紀行(十)「阜新から再び大連へ」 [旅行 - 中国]
大連へ向け出発!の意気込みは、再びあの運転手を前に、早くも消沈気味。
いやいや、ここで負けてはいけない。あの日は偶々荒い運転だっただけかもしれないのだから。
が、意外や意外。てっきり「帰りもどひゃ~」な運転と思いきや、こっちが慣れちゃったためか、阜新へ来たときのような「勘弁してくれ」感もなく、比較的スムーズに進んでゆく。ちっ。
おっ、いけませんね、ちっなんて言っては。トラブルを期待するようになってしまっては、人間おしまいです。
さてバスの長旅。心配だったわが子も、おばあちゃんに抱っこされ、おとなしくしてくれています。
しかし、それは突然訪れたのだった。
バスが突然停止する。急ブレーキではないものの、止まってしまった。
今回の座席は最前列ではなく、TV & トイレ前のバスの中ほどの席。そのため前方の様子は良くわからないが、どうやら高速道路上の他車も一様に止まっているようだ。事故でもあったのだろうか。
そうこうするうち、バスの横を人が歩き始める。
後ろから来る車のドライバー達だ。
わらわらと、次から次に人が後ろからやってくる。いったい何が起こってるんだろう。
上記画像ではわかりづらいのですが、バスも路肩へ移動しています。決して道路を空けるために右へ寄ったのではなく、前か詰まっているから「空いている隙間へバスを突っ込ませている」状況です。そしてみんな同じ行動をとってゆき、比較的短時間で綺麗に高速道路上をぎゅーぎゅーと車が詰まり...みごと完成「誰も動けない」パズル。
さて待つこと十数分。不確かだが、情報が入って来たようだ。バスの女性添乗員から説明があった。
「なひゃほらふりはれ」
妻に訳してもらう。政府だか何だかの要人が通るので、ここから先の交通が一時停止されているらしい。ただいつ開放されるかは不明とのこと。
バスのなかで上映されているものは、
・映画(洋画や中国映画)
・ミュージックビデオ(歌謡曲からニューミュージックまで)
・漫才や漫談
辺り。
漫才・漫談は実写ではなく、アニメキャラにしゃべらせている。確かにこの方式なら、古くて音声しか残っていない漫談でも楽しく視聴できる(のだと思う)。タクシーなどに乗った際も、ラジオからベベンベンみたいな講談が流れたりするのも、日本とは違って面白い。
さてそんな中から、これもまた日本ではないなと思えるものを紹介。(上の画像)
空軍のパイロットスーツを着込んだ女性兵士の舞台らしく、少しコメディタッチで悩める女性兵士ショートドラマが展開してゆく。ストーリーの最後は、脇役のメンバー総出での合唱で締めくくる形だ。うん、いかにもなのだが、この舞台、ギスギスする雰囲気が全くなく、ほわほわとした感じで流れてゆくので、演じる女優さんの表情と、パイロットスーツ&背景は軍用機と滑走路なこととのギャップが大きく、とても不思議な気分になれる作品なのでした。
更に待つこと数十分。
感じる。バスの運転手さんの背後から「動くぜ」オーラ。ふふ、そのカンは正解だった。
やがてゆっくりと前方からパズルが崩れ始め、再び大連へ向けバスは移動を開始する。にしても、突然止めちゃうんだなー。そういえば、過去にも一度、通行止めになってて、高速道路から下ろされ、一区間だけ下道を行かされたこともあったし。完成していたパズルは、その先頭から徐々に崩れ去っていたったのだった。
午後の出発だったうえ、予定にない通行止めにあい、既に夕暮れ時を迎えている。
道路から眺めるたそがれ色の中にも、建設ラッシュが沢山。
・大連から瀋陽への所要時間を1/4以上短縮した 「哈大高速鉄道」高架 (上の画像)
・誰も走っていない、いや走ってたかな、拡幅幅幅道路 (次の写真)
・「ここにこんな大きな町あったっけ?」高層ビル群 (その次の写真)
突然大都会は何箇所かあった。内需だけでも、十分にお金がぐるんぐるんしそうな勢い。
そして大連開発区に到着した頃には、すっかり夜更け。
料金所を出たスペースにバスは止まり、ここまでで我々下車。開発区にいる親戚がボルボ(XC70 かな)で待っていてくれた。既に先に帰っていた弟さん夫婦の顔も見える。バスからの荷物を移動させ、今夜の食事会会場へ移動。
お店の前には高級車がいっぱい。
親戚と円卓を囲みながらの夕食会。「お酒が飲めないが、食べるだけなら、たらふくカモン」とばかり、ひたすら食べ続け、時間を終えた。
その後、再びボルボに乗せてもらい、深夜の高速道路を大連市街地にとったホテルへと向けかっとんでゆく。
ようやく長旅&食事会を無事クリア~。やったーと思っていたら、
ホテルに入るや、奥様が一言!
「まず床を掃除しよう。はいはいできるから」
なるほど、わが子が歩くには、念のため綺麗にしておかねばね。
奮闘の結果、かなり綺麗になったところで、更に衝撃が!
「このベットカバー、臭う!」
むむむ、どうなるこのホテル連泊の予定。
明日もこのホテルなのか…ま、まさか、折角の床掃除も別のホテルに??
次回は大連市内の様子から。
いやいや、ここで負けてはいけない。あの日は偶々荒い運転だっただけかもしれないのだから。
が、意外や意外。てっきり「帰りもどひゃ~」な運転と思いきや、こっちが慣れちゃったためか、阜新へ来たときのような「勘弁してくれ」感もなく、比較的スムーズに進んでゆく。ちっ。
おっ、いけませんね、ちっなんて言っては。トラブルを期待するようになってしまっては、人間おしまいです。
さてバスの長旅。心配だったわが子も、おばあちゃんに抱っこされ、おとなしくしてくれています。
しかし、それは突然訪れたのだった。
バスが突然停止する。急ブレーキではないものの、止まってしまった。
今回の座席は最前列ではなく、TV & トイレ前のバスの中ほどの席。そのため前方の様子は良くわからないが、どうやら高速道路上の他車も一様に止まっているようだ。事故でもあったのだろうか。
そうこうするうち、バスの横を人が歩き始める。
後ろから来る車のドライバー達だ。
わらわらと、次から次に人が後ろからやってくる。いったい何が起こってるんだろう。
上記画像ではわかりづらいのですが、バスも路肩へ移動しています。決して道路を空けるために右へ寄ったのではなく、前か詰まっているから「空いている隙間へバスを突っ込ませている」状況です。そしてみんな同じ行動をとってゆき、比較的短時間で綺麗に高速道路上をぎゅーぎゅーと車が詰まり...みごと完成「誰も動けない」パズル。
さて待つこと十数分。不確かだが、情報が入って来たようだ。バスの女性添乗員から説明があった。
「なひゃほらふりはれ」
妻に訳してもらう。政府だか何だかの要人が通るので、ここから先の交通が一時停止されているらしい。ただいつ開放されるかは不明とのこと。
バスのなかで上映されているものは、
・映画(洋画や中国映画)
・ミュージックビデオ(歌謡曲からニューミュージックまで)
・漫才や漫談
辺り。
漫才・漫談は実写ではなく、アニメキャラにしゃべらせている。確かにこの方式なら、古くて音声しか残っていない漫談でも楽しく視聴できる(のだと思う)。タクシーなどに乗った際も、ラジオからベベンベンみたいな講談が流れたりするのも、日本とは違って面白い。
さてそんな中から、これもまた日本ではないなと思えるものを紹介。(上の画像)
空軍のパイロットスーツを着込んだ女性兵士の舞台らしく、少しコメディタッチで悩める女性兵士ショートドラマが展開してゆく。ストーリーの最後は、脇役のメンバー総出での合唱で締めくくる形だ。うん、いかにもなのだが、この舞台、ギスギスする雰囲気が全くなく、ほわほわとした感じで流れてゆくので、演じる女優さんの表情と、パイロットスーツ&背景は軍用機と滑走路なこととのギャップが大きく、とても不思議な気分になれる作品なのでした。
更に待つこと数十分。
感じる。バスの運転手さんの背後から「動くぜ」オーラ。ふふ、そのカンは正解だった。
やがてゆっくりと前方からパズルが崩れ始め、再び大連へ向けバスは移動を開始する。にしても、突然止めちゃうんだなー。そういえば、過去にも一度、通行止めになってて、高速道路から下ろされ、一区間だけ下道を行かされたこともあったし。完成していたパズルは、その先頭から徐々に崩れ去っていたったのだった。
午後の出発だったうえ、予定にない通行止めにあい、既に夕暮れ時を迎えている。
道路から眺めるたそがれ色の中にも、建設ラッシュが沢山。
・大連から瀋陽への所要時間を1/4以上短縮した 「哈大高速鉄道」高架 (上の画像)
・誰も走っていない、いや走ってたかな、拡幅幅幅道路 (次の写真)
・「ここにこんな大きな町あったっけ?」高層ビル群 (その次の写真)
突然大都会は何箇所かあった。内需だけでも、十分にお金がぐるんぐるんしそうな勢い。
そして大連開発区に到着した頃には、すっかり夜更け。
料金所を出たスペースにバスは止まり、ここまでで我々下車。開発区にいる親戚がボルボ(XC70 かな)で待っていてくれた。既に先に帰っていた弟さん夫婦の顔も見える。バスからの荷物を移動させ、今夜の食事会会場へ移動。
お店の前には高級車がいっぱい。
親戚と円卓を囲みながらの夕食会。「お酒が飲めないが、食べるだけなら、たらふくカモン」とばかり、ひたすら食べ続け、時間を終えた。
その後、再びボルボに乗せてもらい、深夜の高速道路を大連市街地にとったホテルへと向けかっとんでゆく。
ようやく長旅&食事会を無事クリア~。やったーと思っていたら、
ホテルに入るや、奥様が一言!
「まず床を掃除しよう。はいはいできるから」
なるほど、わが子が歩くには、念のため綺麗にしておかねばね。
奮闘の結果、かなり綺麗になったところで、更に衝撃が!
「このベットカバー、臭う!」
むむむ、どうなるこのホテル連泊の予定。
明日もこのホテルなのか…ま、まさか、折角の床掃除も別のホテルに??
次回は大連市内の様子から。